なかなかてごわい WordPress
インストールするだけなら、そんなに複雑じゃない。レンタルサーバによっては「ワン・クリック・インストール」という、データベース設定を自動的にやるのを含めて自動でインストールしてくれるサービスもある。
レンタルサーバに自分でインストールするのも、シェル接続が許可されていれば、WordPress のインストール用配布ファイルを wget でサーバに直接拾ってきて、その場で解凍できるから、いったんローカルに保存したりたくさんのファイルをアップロードしたりする必要もなくて、1 分で完了。その後、最初の設定でデータベース関係のいろいろとか入力して、タイトルをどうしようかな、とか少し立ち止まって、でもそこはむずかしくない。
なのに、テーマをどうする、というところから急にやたらと選択肢が増え、やたらと調べなければわからないことだらけになる。テーマも本家が提供しているもの以外にもたくさんあって、それぞれの動作の詳細が実際にインストールして動かしてみないとわからない。これがわりと自分に合っていると選んだテーマも、細かいところが気に入らない。
テーマで不足する部分はプラグインで補う。それでももう少しここが、とか考え始めると、テーマそのものをカスタマイズすることになるんだけど、テーマってスタイルシートファイルが 4 つと、PHP ファイルが 30 個ぐらいとかからできてて、相互に関連してるし、WordPress 本体の PHP も当然からんでくるし、もうそれはたいへんに複雑。カスタマイズして自分好みにしよう、と思ってたけど、これはなかなかたいへんだ。
複雑なのでメモをとらないとわからなくなってしまう。で、そのためにもとりあえず WordPress はインストールして、そこに書いていく必要があって、一部ループしますが、進めて行きたいと思います。
今日の、やってみたけど失敗
とりあえず選択して実験しているテーマは、twentyeleven。これはデフォルトでヘッダ画像がついてくる。この画像セットを自前のものに差し替えたい、と思った。これはヘッダ画像のカスタマイズ画面でローカルから画像をアップロードしてヘッダ画像に選択し、アップロードした画像セットのなかでランダム表示する、という設定に切り替えれば、サクっとできてしまう。
だけど、デフォルトでついてくる画像のほうを、子テーマで差し替えできないだろうか、と考えた。子テーマのフォルダを作り、その中の images フォルダに使いたい画像ファイルを入れて、子テーマの functions.php でこっちの画像セットの読み込みをするようにした。
結果 ― 子テーマの画像セットとデフォルトの画像と、両方がランダム表示対象になってしまった。functions.php は親テーマの functions.php を上書きするのでなく、子テーマの functions.php を読み込んだあとに親テーマの functions.php を読み込むそうで、ここが重複するのを回避する方法がみつからなかった。
親テーマを書き換えればできるわけですが、いちおうテーマのアップデート時にカスタマイズが消えないようにするには、子テーマを作成せよ、という解説どおりにしようとしています。
というので、あきらめてアップロードした画像から選択したものがヘッダ画像として表示される設定で妥協しました。
Thank you for reading!



いまちょっとナゾなのが、テーマ用の言語ファイル(.mo)を改変上書きしたはずなのが、反映してないこと。どっかのキャッシュのせいなのか、何か間違えたのか、よくわかりません。
きょうはテーマを Iconic One というのに変更してみた。これはトップページでサムネイルを表示してくれる(アイキャッチ画像を大きいままでなくて)という仕様のテーマ。この仕様で他も探したいんだけど、どういう探しかたをしたらいいのかわからない。