CMS シェアの現状
今回、何回目かの WordPress インストールをやったので、カスタマイズとかするためにこのずいぶんと進化してしまった WordPress について検索することが多いわけですが、WordPress についての記事だけでなく、ウェブサイト作成の一般論の記事も WordPress でできたページである確率がすごく高くて、「いつのまにここまでシェア取ったんだろ」と驚きました。
W3Techs の 2015 年の集計 によると、こんなことになってるんですね。そりゃ圧倒的だ。このグラフで灰色の棒はウェブサイト全体に占める割合、緑色の棒は CMS に占める割合です。

WordPress がひっぱったのか、使用されているサーバーサイド言語も PHP のシェアが高い。ブログスクリプトの元祖の Movable Type はすでに歴史なのか。早い時期にブログを導入した物書き系の人のサイトに細々と残っている印象。ニフティがココログを Movable Type をベースに始めたころは先端っぽかったのに。(ココログの泉 というところに歴史がまとまってました。)
その当時、Movable Type の利点とされていたのが、サーバ上に記事を静的な HTML ファイルとして生成するから、アクセスごとにスクリプトを動かす必要がなくて、サーバへの負荷が軽い、というものだった。だけどサイドバーの設定を変えたりすると全ページ生成しなおしになって待たされたりする現象もあった。いまは「サーバへの負荷」とかまったく気にしないみたいで、いやぁ、時代があまりにも変わってしまったので、(もうすでに 10 年以上たってて、いい加減適応してもよさそうなのに)、とまどう毎日です。
慣れてるし使えてるからパソコンを古い環境で維持してたりしますが、ネットの向こう側は容赦なくガンガン進化してることも忘れてはイカンですね。
Thank you for reading!



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